[web着付け教室]おはしょりをきれいに始末する方法・前編

長いおはしょりの処理が「上手くいかない~」
というので、
「まず、何使って(紐、伊達締め、帯板)の話か教えてよ。」と言ったら、
まぁ、いろんなパターンをあげてくれるんで、
笑っちゃったよ。

ということで、あらゆるパターンで行ってみよう~
(長いよぉ。汗)

まず、腰ひもをした所からスタート。
すでにここからおはしょりの始末は始まっているのだ!

腰ひもをしたら、
紐によぶんなおはしょりがはさまっていないか
後ろも前も確認します。
画像

前は特に下前のチェックを忘れがちなので、
下前も余分がはさまっていないか確認しましょう。

はさまっている分は決めた裾線が動かないように
そっと上へひいてきれいにしておきます。

次に、身八つ口から手を入れて
後ろと前のおはしょりを
手刀を切って整えますよね?

ここでポイント1

後ろから整えて
前は上前と下前と重なった状態ですとんをおろしますが、
画像

その後、右手だけ出して、
再び上前のおはしょりだけのところに差し込んで、
すーっと1回底をなでることで、
おはしょりがさらにキレイに!!

さて、ここからは衿元を胸紐で結ぶ場合です。
後編でコーリンベルトの場合を。)

次に衿もとを決めます。
下前の余分はは三角におりあげて、
おはしょりを一重になるように仕上げるのですが、
これについてはあちこちに詳しい説明が載っているので
図だけで省略…
画像


上前の衿も決めたら胸紐をし、
後ろのシワは両脇へ、
前のしわも衿がくずれないように脇へよせて
脇縫いで余分をきれいに重ねて
後ろ向きのタックにたたんでおきます。

そして、ポイント2
上前の衿先ですが、
画像

胸紐より下の部分はきれいに衿幅に広げておきます。
ここで、仕上がりに差がつくのでかなり重要~

さて、いよいよあまったおはしょりを
上げる作業…
帯の下線から人差し指1本分(7~8㎝)くらいの長さになるよう、
まず、おはしょりの底を決めます。
(長さの感覚がつかめないうちは、
ここで帯板をあててみて、どれくらい長いのか確認しましょう。)

画像

余分を胸紐より上へもちあげます。
(下線をまっすぐにしたら、上のあまりはこのように斜めになる。)

これを伊達締めで押さえましょう。
(正絹伊達締めでも、ゴム式でもどちらでも同じです。)

画像

上前の衿先を広げておいたので、
右横のおはしょりはこのようにきれいに!
(…おさまったかしら?)



という風に、
おはしょりをすっきりきれいに仕上げるのって、
最後におはしょりをあげるとこだけでは
できないんですよね~
そこへ行くまでのポイントに注意して、
練習してみて(^0^)/

続いて、コーリンベルト編です。


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この記事へのコメント

あんすぅまま
2010年02月01日 17:08
私は実際、きなり*さんの実演をま近で見せてもらって
目からうろこ状態でした!!!
きなり*さんの手にかかるとおはしょりが
まるで魔法のようにきれいに三角に折りたたまれてしまう。
これ、確かに図解で本に書いてあったんだけど
どうするのか読んでもさっぱり、わからんかったのよねぇ~
今でも、まだ、「完璧」とはいきませんが
以前のおはしょりに比べると
格段、すっきりしたおはしょりになりました。

>胸紐より下の部分はきれいに衿幅に広げておきます。
これ、忘れてました。
今度はここに気をつけてやってみようっと!


yuzu-chan
2010年02月01日 20:02
きなりさんに比べるとまったく着物を着ていない私ですが昔に比べると随分お端折りの始末が上手になったなぁ~~と思っています。

でもでも、お端折りの始末、苦手なんです。

左右の衿をしっかりさばいて、手刀をすっと切って・・・

さらに上前だけ、手刀を切ったら綺麗になるんだ!!
今度やってみますね。

でも、リサイクルや頂き物が多くてどの着物も身丈が同じではないので常にこの着物の腰紐の位置はと考えなくてはいけなく・・・

また、勉強になりました。
2010年02月01日 22:30
あんすぅままさんへ
いやぁ~今はただの怪しい
着物人ですが(^^;)
その昔はちゃんとチェーン校で
お給料をもらって講師していたので、
このくらいの事は出来ないと…。笑

紐より下を衿幅いっぱいに広げておく
この作業一つで、
仕上がりに差が出ます。

さらに、またキレイになったらうれしい♪
2010年02月01日 22:33
yuzu-chanさんへ
着物の長さによって
腰ひもの位置を調節できること自体
上級者ですよ~

おはしょりが余らない状態では、
手刀切ったおはしょりが
そのまま現れますから、
上前だけにさらに一手間の手刀、
かなり有効だと思います。
下前は折り上げちゃうしね。

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